中盤強化望むバルセロナ、ウディネーゼMFに注目？セリエA勢と争奪戦か

　バルセロナ（スペイン1部）が、ウディネーゼ（イタリア1部）に所属するセルビア代表MFラザール・サマルジッチ（22）の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

　世代別ではドイツ代表としてプレーしていたものの、A代表ではセルビア代表を選択したサマルジッチは、下部組織からプレーしたヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタートさせると、ライプツィヒでのプレーを経て、2021年8月にウディネーゼへ移籍。卓越したボールコントロールと高水準のキック制度を武器に今季はここまでセリエA25試合で3ゴール2アシストを記録している。

　そんなサマルジッチに対して、今夏に中盤強化を望むバルセロナが新たなオプションとして獲得を検討している模様。昨夏にスペイン人MFオリオール・ロメウを獲得したバルセロナだが、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの穴を埋めれていない。

　財政難を抱えているバルセロナは、フリートランスファーまたは低コストで獲得できるオプションを優先しているが、高価な選手の状況にも細心の注意を払っているとのこと。ただ、サマルジッチにはナポリ（イタリア1部）やインテル（同1部）、ユベントス（同1部）も興味を持っており、ウディネーゼは移籍金3500万ユーロ（約57億6000万円）以上を要求しているようだ。

　なお、バルセロナはフェイエノールト（オランダ1部）に所属するオランダ代表MFマッツ・ウィーファーの動向も追っているようだ。