バイエルン・ミュンヘンが、バルセロナに所属するU-17スペイン代表DFパウ・クバルシ(17)の獲得に興味を持っているようだ。
バルセロナ下部組織出身のクバルシは昨年7月にプロ契約を結ぶと、今年1月にトップチームデビュー。シャビ・エルナンデス監督が絶賛するビルドアップ能力の高さを武器にここまで公式戦12試合に出場するなど、瞬く間に主力に定着している。
12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのナポリ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに輝いたクバルシに対して、ドイツ『シュポルト1』で記者を務めるクリストファー・ミシェル 氏によれば、今夏に守備強化を画策しているバイエルンが目を光らせているという。
また、クバルシには元フランス代表DFラファエル・バランが今夏に契約満了を迎え、イングランド代表DFハリー・マグワイアの長期的な去就が不透明となっていることからセンターバックの補強を画策しているマンチェスター・ユナイテッドも動向を追っているようだ。
なお、バルセロナとの現行契約が2026年夏まで残っているスペイン人DFには600万ユーロ(約9億6000万円)の契約解除金があるとのこと。バイエルンはこの金額はプライス価格だと考えているようだが、トーマス・トゥヘル監督体制で序列が低下したことからオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの去就が不透明となっているなかで、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
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