Jリーグ

2024シーズン全J1クラブ戦力評価ランキング(10~6位)

名古屋グランパス 写真:Getty Images

7位:名古屋グランパス

計38点

  • 監督:7点
  • GKDF:6点
  • MF:8点
  • FW:10点
  • 継続性:7点

長谷川健太監督の続投が早期に決まっていた名古屋グランパス。今回の移籍市場では、主力候補が数多く入れ替わった。センターバックではDF中谷進之介(ガンバ大阪)やDF藤井陽也(KVコルトレイク)、DF丸山祐市(川崎フロンターレ)が抜け、サイドバックもDF森下龍矢(レギア・ワルシャワ)が移籍。

韓国の浦項スティーラーズからDFハ・チャンレ、ヴァンフォーレ甲府からDF井上詩音、アビスパ福岡からDF三國ケネディエブスなどを獲得したが、経験値では低下が否めない。

一方、FW陣は浦和レッズから期限付きで加入し昨季16得点を挙げたFWキャスパー・ユンカーを完全移籍に移行。アビスパ福岡で10得点を挙げたFW山岸祐也や京都サンガで10得点のFWパトリックも獲得し、リーグ屈指の陣容が完成した。守備の安定に長けた長谷川監督が手腕を発揮できれば、上位争いもあり得るだろう。


アルビレックス新潟 写真:Getty Images

6位:アルビレックス新潟

計39点

  • 監督:8点
  • GKDF:7点
  • MF:8点
  • FW:7点
  • 継続性:9点

昨季はJ1復帰1年目にして五分の成績で10位に入ったアルビレックス新潟。松橋力蔵監督は年齢に関係なく多くの選手を起用し、競争を促すことに成功した。ただし、好成績を残すと主力が狙われるのはサッカー界の常。

DF渡邊泰基(横浜F・マリノス)やMF高宇洋(FC東京)、MF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)などにオファーが届き移籍となったものの、いわきFCからDF遠藤凌とMF宮本英治、ヴァンフォーレ甲府からMF長谷川元希を獲得しており、大きな変更は必要ないだろう。

また、最前線はFW鈴木孝司の4得点に留まっていたが、サガン鳥栖で9得点を挙げたFW小野裕二を加えて戦力アップに成功した。志向するサッカーに沿った補強ができており、昨季以上の順位に入る可能性も十分あるだろう。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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