カズ退団の裏で…クレビーニョがオリベイレンセ移籍。東京Vで藤本寛也と共闘

　カズこと元日本代表FW三浦知良擁するポルトガル2部オリベイレンセは今月1日、元東京ヴェルディ所属選手の元U17ブラジル代表DFクレビーニョを完全移籍により獲得したと公式発表。三浦知良ではないDFカズ（クリスティアン・ケンジ・ワガツマ・フェレイラ）が、MF藤本寛也擁するポルトガル1部ジル・ヴィセンテへ移籍している。

　現在25歳のクレビーニョは、FIFA U17ワールドカップに出場するなど頭角を現していたが、CRフラメンゴのトップチームでは出場機会が限定。2019年シーズン途中から約1年半にわたり、東京Vでプレー。2020年8月まで藤本とチームメイトだったが、2020年12月に期限付き移籍期間満了により退団した。

　東京V退団後はフラメンゴで構想外となり、2021年7月にエクアドル1部グアヤキル・シティFCへ移籍。2022シーズンから右サイドバックでレギュラーに定着すると、翌2023シーズンは右ウイングなど複数ポジションで起用される中、リーグ戦22試合のスタメン出場で1ゴール2アシストをマークしていた。

　オリベイレンセの発表によると、同クラブはクレビーニョと2年半契約締結で合意に達したとのこと。左サイドバックを主戦場とするカズの後釜ではないものの、移籍市場最終日で右サイドの補強に成功している。

　なおオリベイレンセは今季ここまでリーグ戦19試合を終えて5勝6分8敗。首位CDサンタ・クララから勝ち点21差の14位に沈む中、三浦はここまでリーグ戦3試合のプレーしている。