フィリップ・トルシエ監督率いるベトナム代表は、今月14日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第1節で日本代表相手に2-4で敗れたものの、前半に一時リードを奪うなど善戦。同国代表の戦いぶりが評価される中、お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之さんをはじめ、日本のファン・サポーターからFWグエン・ディン・バックのJリーグ挑戦を望む声が沸き起こっている。
ベトナムは10分にMF南野拓実(ASモナコ)のシュートから先制ゴールを許したものの、15分と32分にセットプレーからゴールネットを揺らした。このうち15分の得点シーンでは、コーナーキックを蹴る瞬間にディン・バックがタイミングよくニアサイドに入り込み頭で合わせると、シュートは弧を描きながらゴールマウス右隅に吸い込まれた。
このディン・バックのゴールは、日本のファン・サポーターに強烈な印象を与えているが、19歳という年齢も魅力的であるだけに、X(旧ツイッター)で「ディン・バック、どこかのJクラブ獲得してほしい」といった声が上がるなどJリーグ移籍待望論が噴出。
井口さんも「日本代表勝利、初戦の難しさもあったけど、ここからさらに上がってくると思う!久保選手は入るだけで雰囲気変わる!!津山出身佐野選手も代表にしっかり定着してて凄い!」と森保ジャパンの白星を祝福した上で、「ベトナム代表も良いサッカーしてたし、ディンバック選手はJリーグ来てほしい」と投稿している。
半年前までベトナム2部リーグの舞台でプレーし、トルシエ監督のもと昨年10月にA代表デビューを飾ったディン・バック。アジア屈指の強豪を苦しめただけに、今後の活躍が期待される。
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