ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

守備強化目指すバイエルン、トッテナム構想外DFをリストアップ?昨夏も関心

エリック・ダイアー 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表DFエリック・ダイアー(29)の獲得に興味を示しているようだ。

 イングランド代表として49キャップ3ゴールを誇るダイアーは、スポルティングCPでプロキャリアをスタートさせると、2014年夏にトッテナムへ移籍。昨季はプレミアリーグ33試合に出場するなど主軸としてプレーしたが、今季はアンジェ・ポステコグルー新監督の信頼を得られず、公式戦4試合の出場にとどまっている。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、そんなダイアーに対して守備強化を目指しているバイエルンがオプションの1つとして関心を示している模様。トーマス・トゥヘル監督は昨夏にドイツ王者が関心を示した際にも移籍を承認していたようだ。

 その一方で、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロとオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンの主力センターバック2選手が離脱しているトッテナムは今冬に守備強化に動いているものの、イングランド代表DFの放出には前向きなようだ。

 また、ドイツ『スカイ・スポーツ』の記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンは移籍を望んでいるダイアーとすでに口頭合意に至っているものの、まだ最終的な決断を下していないとのこと。バイエルンは他のオプションも模索しているが、トゥヘル監督はできるだけはやく新戦力を確保したいと考えているようだ。