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浦和から名古屋へ期限付き移籍。ユンカーにトルコ1部クラブ関心と現地報道

キャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

 デンマーク人FWキャスパー・ユンカーは、昨年12月31日をもって浦和レッズから名古屋グランパスへ期限付き移籍期間が満了。完全移籍移行により名古屋に残留する可能性が取りざたされる中、ここに来て欧州クラブからの関心が報じられている。

 ユンカーは2021年4月にノルウェー1部FKボデ/グリムトから浦和へ完全移籍。2022シーズンはJ1リーグ14試合のスタメン出場で7ゴールという結果に終わったが、昨年1月に名古屋へ期限付き移籍すると本領を発揮。2023シーズンはリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で16ゴール。J1得点ランキング3位でシーズンを終えた。

 一部では名古屋残留の可能性が報じられているものの、今月4日時点で去就が正式決定していないユンカー。トルコメディア『SPOR X』は4日に「トルコ1部コンヤスポルは日本で新たなストライカーを発掘」という見出しのもと、トルコ1部リーグ所属クラブへ移籍する可能性をリポート。

 これによると、コンヤスポルは2023/24シーズン初めに獲得したFWネルソン・オリベイラの成績不振を受けて、同選手の放出を決断したとのこと。オリベイラにかわるストライカーとして、ユンカーに興味を示しているという。

 ただ記事では「レンタル先の名古屋で成功を収めたユンカーは、来月にコンヤスポルへ移籍する可能性がある」とのみ綴られており、具体的な動きには一切触れず。あくまでも関心を寄せているにしかすぎないとみられる。

 なおコンヤスポルは過去にトルコ2部で1度優勝も、1部リーグのタイトル獲得はなし。2021/22シーズンに3位と好成績を収めたが、2023/24シーズンは17試合を終えて4勝6分7敗。2部降格圏の17位ファティ・カラギュムリュクSKから勝ち点1差の16位と、残留争いを強いられている。