
3位:野田裕喜
守備の要DF野田裕喜も山形が手放せない重要な戦力の1人だ。決定機を阻止するゴールカバーなど、シーズンを通して身体を張った守備力を披露。さらに攻撃でもセットプレーのターゲットとしてその打点の高いヘディングで貢献している。加えて、積極的に縦へ差し込むパスや精度の高いフィードでチャンスの起点としての役割も果たした。
直近4シーズンは守備陣の中央を支えている野田。今季は自身過去最多となる出場試合数と最長出場時間を記録しており、いかに替えの利かない存在であるかが窺える。昨季終了後にDF半田とDF山﨑浩介がJ1クラブへ移籍し最終ラインの主力を欠くこととなった山形。来季こそ昇格に向けて序盤でつまずかないためにも、今季1年で構築してきた守備陣は崩したくないはずだ。そのためにも、中軸である野田の存在が欠かせないことから、手放せない選手3位とした。

2位:藤本佳希
昨2022シーズンは、序盤から第13節までに7ゴールと活躍を見せたFW藤本佳希。しかし、5月に左膝前十字靭帯損傷および内側半月板損傷という大怪我を負い出場はわずか15試合にとどまった。今季は第6節からスタメンに定着し、38試合10ゴールと自身2度目の2桁ゴールを挙げチームのプレーオフ進出に大きく貢献した。相手DFの背後を取る鋭い動き出しとボールを持った時のスピード感あふれるドリブルはもちろん、前線で起点となる動きも多く見せて攻撃を牽引。第23節ベガルタ仙台との「みちのくダービー」では4ゴールをマークするなどシーズンを通して躍動した(4-1)。
シーズン終了後、藤本同様2桁ゴールで攻撃の要となっていたMFチアゴ・アウベスや、昨季9ゴールを挙げ今季も4ゴールと活躍したFWデラトーレと契約更新しないことを発表した山形。すでに新戦力としていわきFCからFW有田稜の加入が決定しているものの、得点源の外国籍選手を手放すことで来季藤本に懸かる期待はますます大きなものとなるだろう。確かな得点力とチームの動向も踏まえて、手放せない選手2位とした。

1位:イサカ・ゼイン
今2023シーズン新戦力の1人であるMFイサカ・ゼイン。加入初年度ながら40試合とほぼ全てのゲームに起用され右サイドで大きな存在感を示した。魅力はそのスピードと高い攻撃意識。DFラインの背後を突くスピードやボールを持った時のドリブルスピードを武器に、相手守備陣を混乱させる役割を十二分に果たしていた。
高い推進力もさることながら、そこから繰り出されるシュートやパス、クロスも正確で6ゴール5アシストと確かな結果も残している。また、2つ年下のMF横山塁とのポジション争いもイサカの成長要因になっているはずだ。昨年に引き続き存在感を示したことから、J2上位勢だけでなくJ1クラブからも声がかかる可能性は極めて高いと言えよう。得点源としてもチャンスメーカーとしても大きな活躍を見せ、チーム内の序列争いによりさらなる成長も期待できることから、手放せない選手1位とした。
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