清水・高橋祐治と主審に誹謗中傷が…J1昇格PO東京V戦PKに乾貴士ブチギレ

　J1昇格プレーオフ決勝の東京ヴェルディ対清水エスパルスが、今月2日に国立競技場で開催。東京Vが1-1の引き分けによりJ1昇格を決めたが、後半アディショナルタイムにおけるPK判定や清水所属DF高橋祐治のプレーを巡り、ネット上で議論が白熱している。

　問題視されているのは、90+3分のシーン。東京Vは自陣右サイドでボールを奪うと、MF中原輝の浮き球のパスがFW染野唯月へ渡る。そして染野がドリブルでペナルティエリアに侵入した瞬間、DF高橋祐治がスライディングタックル。高橋の右足が先にボールに触れたが、染野を倒したとして池内明彦主審は東京VにPKを与えた。このPKを染野がゴールマウス右側に豪快に決めると、東京Vは清水の反撃を振り切り、1-1で試合を終えた。

　ただ後半アディショナルタイムのPK判定には、清水の秋葉忠宏監督がエキサイト。すでに途中交代していたMF乾貴士は、ベンチでペットボトルやスパイクを投げつけるなど、怒りをあらわにしている。

　それだけにX（旧ツイッター）上では、「高橋祐治」がトレンド入り。「高橋祐治いいスライディングに見えたけど…」「厳しい判定だな」といった擁護の声もある一方で、「あそこでスライディングタックルはない」「完全にやらかしたな」と高橋のプレーに対する厳しい意見も。

　同選手に対する過度な批判や誹謗中傷も見られるだけに、「高橋祐治とその家族に何もないことを祈ります」などと、同選手の今後を心配するファン・サポーターもいる。

　また池内主審の判定に対して「VARで主審が直接映像を見ずに判定を下した時点でどうかと思う」「なぜVARしなかった？」「ボールにいってる！」といった異論が。「審判辞めろ！」などと、同主審に対する誹謗中傷も見られる一方で、「妥当な判定」「あれはPKでも仕方ない」とPK判定を支持するSNSユーザーもいる。