U22日本代表FW小田裕太郎(ハーツ)は、今月18日に行われるU22アルゼンチン戦でスタメン出場の可能性が。森保ジャパン(A代表)へ追加招集されたFW細谷真大(柏レイソル)の代役として期待を寄せられる中、スコットランドでは小田のステップアップ移籍を予想する声が沸き起こっている。
小田は今年1月にヴィッセル神戸からハーツへ完全移籍。加入当初は出場機会に恵まれなかったものの、今年4月の監督交代をきっかけに立場が一変。昨季のスコットランド1部プレーオフ全5試合で先発出場すると、今季も開幕からリーグ戦5試合つづけてスタメンに抜てき。2ゴールをまーくしているが、9月16日のアバディーン戦でハムストリングを負傷。先月下旬の復帰後はスタメンでの出番がないものの、U22日本代表に招集されている。
スティーブン・ネイスミス監督からの信頼を勝ち取っているだけに、現地では小田に対する期待値は高い模様。英メディア『フットボール・スコットランド』は今月17日に「スコットランド1部ハーツが売却可能な選手」と見出しをうち、小田、FWローレンス・シャンクランド、FWエイデン・デンホルム、MFキャメロン・デブリンの4名を「十分な移籍金収入を見込める選手」として紹介。
小田について「確かにまだ未完成だが、この日本代表選手は22歳という年齢にして十分なポテンシャルを兼ね備えている。スピードの持ち主だ。ここに来て調子を上げており、再びレギュラーに返り咲いた。今後、ハーツが誇る有望株のひとりであることを証明するだろう。契約期間は2026年6月までの3年半だ」と期待を寄せている。
U22日本代表では、細谷にくわえてFW福田師王(ボルシアMG)らとポジション争いを繰り広げている小田。来年4月にパリ五輪予選も兼ねるAFC U23アジアカップを控える中、代表チームでも結果を残したいところだ。
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