サッカー日本代表「森保ジャパン」は、16日のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選ミャンマー戦を前に、FW前田大然、FW古橋亨梧(いずれもセルティック)など負傷者が続出。U22日本代表メンバーに選出されていたFW細谷真大(柏レイソル)を追加招集しているが、選手本人やU22日本代表の大岩剛監督が追加招集の舞台裏を語っている。
森保ジャパンでは前田、古橋、MF三笘薫(ブライトン)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)と5選手が怪我のため不参加。MF佐野海舟(鹿島アントラーズ)、DF渡辺剛(KAAヘント)を追加招集したほか、U22日本代表からは急きょ細谷を呼んだ。
日本サッカー協会(JFA)公式YouTubeチャンネルで公開された『Team Cam』では、追加招集の知らせを受けた細谷の姿が捉えられているが、本人は荷物をまとめてU22日本代表の宿舎を出る際に「連絡が来たのは、1時間くらいですね。早くあっちに行って馴染みたいなと思いますね」とコメント。MF藤田譲瑠チマ(STVV)から「頑張って来いよ」と激励のメッセージを受け取っている。
また大岩監督は15日の全体ミーティングで、細谷のA代表追加招集に言及。「今朝、森保さんから連絡があって、ぜひ真大を招集したいという話があった」と裏側を語ると、「もっと皆に上に行くっていう現象を起こしてほしい。いつ呼ばれても、俺たちのやっていることをA代表でもできるか。『スタンダードはA代表だよ』と発足当初からずっと言っている。それは現実に起こるということを皆当然もう経験しているよ」と選手にさらなる奮起を促した。
パリ五輪世代からは、今年にU22日本代表の一員としてAFC U23アジアカップ予選でプレーしたGK鈴木彩艶(STVV)が、先月から森保ジャパン入り。先月のチュニジア戦でフル出場している。森保ジャパン強化のためにも、下からの突き上げは必要不可欠だ。
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