セルティック所属FW古橋亨梧は、今月12日に行われたスコットランド1部リーグ第13節アバディーン戦でゴールをマークも、頭部強打で途中交代。サッカー日本代表「森保ジャパン」不参加が正式決定した中、ブンデスリーガ(ドイツ1部)やプレミアリーグ(イングランド1部)方面からの関心が報じられている。
昨季公式戦で30ゴール以上をマークするなど、リーグ連覇とスコットランド3冠に大きく貢献した古橋。トッテナム・ホットスパーをはじめ複数クラブが移籍先候補に浮上したが、今年7月にセルティックと2027年6月までの契約延長で合意し、新たに4年契約を結んでいる。
そしてブレンダン・ロジャーズ監督のもとで迎えた今季も、ここまで公式戦戦18試合の出場で8ゴール2アシスト。引き続き絶対的ストライカーとして活躍する中、アバディーン戦では後半4分に背後から相手選手に突っ込まれた際に後頭部を強打。脳震盪の疑いで途中交代となった。
英メディア『チームトーク』によると、古橋にはプレミアリーグ11位のブレントフォードが関心を寄せているとのこと。ブレントフォードの攻撃陣では、昨季リーグ戦で20ゴールのイングランド代表FWイバン・トニーに今冬移籍の可能性があるため、すでに古橋を獲得候補にリストアップしている模様。くわえてウニオン・ベルリンをはじめ、ブンデスリーガ複数クラブも古橋の獲得を検討しているという。
ただ一方で、『チームトーク』は「古橋の獲得には移籍金2000万ポンド(約37億円)を要する」とした上で、「28歳という年齢は、売却価値のある長期的な投資を望むクラブにとってはネックになるかもしれない」と指摘。
また同選手に近い関係者の話として「彼はセルティックで満足している。急いで移籍する必要はない」と伝えており、移籍が実現する可能性は決して高くないとみられる。
なお英紙『サン』は今月4日に「トッテナム率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、スカウトにスコットランドへ4日間の偵察任務を課した」とリポート。セルティック戦で古橋のパフォーマンスをチェックしたとみられる。同選手に対する他クラブからの関心は続いているようだ。
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