Jリーグ ヴィッセル神戸

古巣神戸に肩入れ。藤本憲明が2度投稿削除「オフサイドに…」大迫勇也が決勝弾

藤本憲明 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸は今月12日に行われた明治安田生命J1リーグ第32節で、浦和レッズに2-1と勝利。FW大迫勇也の決勝ゴールに「オフサイドだった可能性がある」といった指摘が飛ぶ中、かつて神戸でプレーしていた鹿児島ユナイテッドFC所属FW藤本憲明のSNS投稿が物議を醸している。

 神戸は1-1で迎えた後半アディショナルタイムの90+6分、GK前川黛也がMF中島翔哉のフリーキックを直接キャッチ。GK西川周作がゴール前まで上がっていた中、素早くパントキックで蹴り出すと、ボールはハーフウェーライン付近で待ち構えていた大迫のもとへ。大迫がロングシュートで無人のゴールに流し込んだ。

 ただこのシーンでは前川がボールを蹴り出す瞬間、自陣に残っていた浦和の選手はDF大畑歩夢のみ。くわえて大迫の身体の一部が敵陣に入っていることが、X(旧ツイッター)上に投稿された画像から確認されているだけに、オフサイド疑惑がささやかれている。

 そんな中、藤本は13日午前にXを更新。大迫のゴールシーンを取り上げた神戸公式Xの投稿を引用した上で、以下のように綴った。

 「前の日に俺が代わりにオフサイドになっておいたからな。追いつかれても勝ち越す、神戸の底力、いつもパワーをありがとう。あと3試合クリムゾンレッドの燃えまくった魂も少し借ります。必ずJ2」

 古巣神戸への特別な思いが詰まった投稿内容だったが、浦和サポーターをはじめ一部SNSユーザーから批判の声が。これを受けて同選手は16時すぎに投稿を削除。以下のように謝罪文を掲載した。

 「浦和、横浜サポさん申し訳ない。自分も前日オフサイドで取り消されたので少し軽率でした。ACLは毎試合DAZNで応援してます。少し鹿児島も応援お願いします笑笑」

 しかし、この謝罪投稿に対しても「最後の一文が余計」「反省していないのでは」などと批判が噴出。「SNSやるのに向いていない」という手厳しいメッセージも寄せられる中、18時30分までに再び投稿削除している。