日本代表FW古橋亨梧は、スコットランド1部セルティックの絶対的ストライカーとして活躍。来年1月にAFCアジアカップ出場の可能性がある中、現地では控え要員の韓国代表FWオ・ヒョンギュに厳しい視線が向けられている。
古橋は昨季、公式戦で30ゴール以上を挙げると、今季も公式戦全14試合スタメン出場で7ゴール2アシストをマーク。今年1月に韓国1部水原三星からセルティックへ完全移籍したオ・ヒョンギュは、昨季リーグ戦16試合の出場で6ゴールをマークも、今季はここまで7試合で途中出場。スタメン出場はゼロと、厳しい立場に置かれている。
元スコットランド代表監督のクレイグ・レヴェイン氏は先月、英公共放送の番組『BBCスポーツサウンド』で「オ・ヒョンギュには古橋や前田大然とはまた違った特徴があり、役に立つ。セルティックは勝利を積み重ねているが、攻撃陣が機能しない試合もある。自陣深い位置で守る相手に対して、背後を突くスペースがないケースもある。フィジカルが強いオ・ヒョンギュは、そのような試合で本領を発揮するかもしれない」と、韓国代表ストライカーの積極起用を求めていた。
しかしセルティックOBのケニー・ミラー氏は、オ・ヒョンギュに替わるストライカーの獲得が必要だと主張。YouTubeチャンネル『Clyde 1 Superscoreboard』出演時に、以下のようなコメントを残している。
「セルティックは今年夏に控えのストライカーを獲得すべきだった。オ・ヒョンギュには出場機会が与えられているが、古橋のバックアッパーとして有能ではない。もし古橋がいなくなったら、チーム全体に大きな穴が開くだろう。それはゴールだけの問題ではない」
「(古橋不在時に)前田大然は前線中央でプレーできるか?彼は古橋とは全くタイプが違う。前田を中央で起用すれば、サイドで何かを失う。セルティックは来年1月でのストライカー獲得を目指しているが、難しい時期だ」
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