サッカー日本代表「森保ジャパン」のFW古橋亨梧は、17日開催のキリンチャレンジカップ2023(国際親善試合)チュニジア戦で先制ゴールをマーク。今年11月北中米W杯アジア2次予選開幕を前に結果を残したが、所属先のスコットランド1部セルティックのファン・サポーターは、同選手の振る舞いに不満を抱いているようだ。
古橋はFW上田綺世(フェイエノールト)やFW浅野拓磨(VfLボーフム)らとポジション争いを繰り広げる中、出場機会が限定。13日のカナダ戦では途中出場もノーゴール。同選手の抜け出す動きと味方のパスを出すタイミングが合っていないシーンも見られた。
それでもチュニジア戦でスタメン出場すると、前半終了間際にMF旗手怜央(セルティック)の縦パスからスペースに抜け出し、先制ゴールを奪取。前半のみのプレーとはいえ、最高の形で結果を残していた。
しかし英紙『サン』は「古橋が見事なゴールを決めたが、セルティックサポーターは試合後のセレモニーにおける彼の行動に不満を抱いている」とリポート。日本代表の選手たちは試合後、ノエビアスタジアム神戸のピッチを一周し、ファン・サポーターに挨拶をしているが、その際に古橋はスタンドに向かってサッカーボールを投げ入れている。
ただ同選手は昨年9月のスコットランド1部リーグ戦で肩を痛めたほか、今季開幕前にも肩のコンディション不安が囁かれている。それだけに、『サン』はボールを投げ入れたことを「ふざけた行為だ」と非難。「一部のセルティックサポーターは、彼が再び肩を負傷するのではないかと心配している」と綴っている。
セルティックの絶対的ストライカーとして、今季もここまで公式戦全11試合スタメン出場で5ゴール2アシストと結果を残している古橋。日本代表でのゴールに対する祝福メッセージもある中、思わぬ形でセルティックサポーターの怒りを買っている。
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