サッカー日本代表「森保ジャパン」のFW古橋亨梧は、所属先のスコットランド1部セルティックでも、チームメイトとの連携で問題を抱えているようだ。
日本代表でベンチ要員に甘んじている古橋は、今月13日開催の「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」カナダ戦で途中出場もノーゴール。相手DFとの駆け引きや、絶妙なタイミングでスペースへ抜け出す動きを武器としているものの、解説者の内田篤人氏は同選手の抜け出す動きと味方のパスを出すタイミングが合っていないことを指摘していた。
一方、セルティックでは今季も絶対的ストライカーとして活躍。公式戦全11試合スタメン出場で5ゴール2アシストと結果を残しているが、日本代表でプレーしている時と同じ課題を抱えているという。
セルティック戦を数試合観戦した同クラブOBのフランク・マカベニー氏は、古橋とDFグレッグ・テイラーの連携に注目。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで以下のようなコメントを残している。
「古橋はテイラーに対してイライラしているように見えた。自分がスペースに向かって走り出すタイミングでパスが来ないからね。そうした問題を解決するのに、ブレンダン・ロジャーズ監督はうってつけの人物だ。ロジャーズがやって来て、選手が成長しなかったクラブはないと思う。古橋がこれ以上イライラしないように、監督は話の場を設けて仲裁するだろう」
ロジャーズ監督のもとでもゴールを量産しているだけに、スコットランドで充実した時間を過ごしているように思える古橋。しかしピッチでチームメイトと息が合っていないだけに、フラストレーションを溜めている。
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