ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、今月24日に行われたプレミアリーグ(イングランド1部)第6節ボーンマス戦で2ゴールをマーク。現地では、今月はじめにバルセロナからレンタル移籍により加入したFWアンス・ファティとの連携に注目が集まっているようだ。
三笘は後半キックオフからファティとともにピッチに立つと、いきなりパスカットから敵陣ペナルティエリアに侵入。ファティからパスを受け、キックオフから15秒後に左足からのシュートで勝ち越しゴールをマーク。77分には左サイドからのクロスに頭で合わせて追加点を奪うなど、2得点を挙げる活躍でチームの勝利に貢献した。
それだけにスペイン紙『スポルト』は、三笘とファティの連携について「幸運なことに、ファティは最高のパートナー、三笘を見つけることができた。唯一の問題は二人が同じポジション(本職は左サイド)であることだが、ロベルト・デ・ゼルビ監督はそれをあまり心配していないようだ」
「ボーンマス戦ではお互いのことを理解し、ピッチ上のスペースを共有し、チームの利益のために力を合わせられることを示した。一人は日本語、もう一人はスペイン語を話すため、英語で会話しようとするが、ピッチ上では一目見ただけでお互いを理解し合える。15秒で彼らは公然の秘密を証明した」とリポート。ファティの今後について、以下のように綴っている。
「ファティはプレミアリーグのプレースタイルに適応したいという願望と熱意を提供することができる。デ・ゼルビ監督がその可能性を考慮しているのは確かだ。指揮官が三笘とファティを再び同時起用するかどうかはまだ分からない。だが、2人は成功したパートナーシップを築く可能性はある」
ファティは今月16日開催のプレミアリーグ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦でデビューすると、21日のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第1節AEKアテネ戦でもトップ下でプレーしている。バルセロナの元「10」番と三笘のコンビに対する期待が高まっている。
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