
勝ち点51で並ぶ8位~11位クラブ
そして今季のプレーオフ圏争いをより混戦模様にさせているのが勝ち点51で並ぶ4クラブである。
- 8位:ザスパクサツ群馬(勝ち点51)
- 9位:ファジアーノ岡山(勝ち点51)
- 10位:モンテディオ山形(勝ち点51)
- 11位:大分トリニータ(勝ち点51)
最も不気味なのは8位の群馬だ。6位の千葉とわずか勝ち点3差でプレーオフ圏外に甘んじている。消化試合が2試合少ないことも大きなアドバンテージと言える。さらに残り9試合中7試合のカードで今季勝利を得られている。ここから逆転でプレーオフを狙うクラブの中では最も可能性が高いと言えよう。
また、9位の岡山も残り7試合の対戦カードでは今季の対戦成績が4勝2分1敗と好成績。第36節の磐田戦で開幕戦同様(3-2)の結果を再現できればプレーオフが近づくことは間違いない。
どうにも読めないのが10位山形と11位大分の2クラブだ。
10位山形は今季連勝と連敗を繰り返しており、時期によって明らかな波がある。引き分け数3はリーグで最も少なく勝敗を明確に決めてきているが、勝敗数はいずれも16と五分五分。残り7試合の対戦カードを見ても、今季の戦績は3勝1分3敗とフラットで非常に予想しにくい。ただし、うち5試合が下位勢とのカードであり、下位勢相手に白星を積めるかが明暗を分けるだろう。また今季の流れが続くとすれば、引き分けを挟んで3戦勝ち無しの後前節では勝利を挙げていることから、今後再び連勝という期待も膨らむ。
11位大分は開幕から夏までは好調を維持してきたが、怪我人が相次ぐなどし7月以降に挙げた白星はわずかに2つ。悪い流れを断ち切れないまま終盤戦へと突入している。第36節の相手は12位の水戸ホーリーホック。大分と対照的に直近10戦負けなしで、9月に入って3連勝中と勢いに乗っている。水戸に第11節で敗北している大分が、この勝負で悪い流れを断ち切れるかどうか、命運を分ける試合になりそうだ。

J2プレーオフ圏最終順位予想
大混戦となっている今季J2のプレーオフ圏争いについて、これまでの戦績や残りの対戦カードから現状を整理してきた。踏まえて、プレーオフ圏6位以上に進出すると思われるクラブの順位予想がこれだ。
- 1位:町田ゼルビア
- 2位:清水エスパルス
- 3位:東京ヴェルディ
- 4位:ジュビロ磐田
- 5位:ザスパクサツ群馬
- 6位:ジェフユナイテッド千葉
もちろん最終順位は大きく変わる可能性があるものの、上位4クラブが大きく崩れない限り、それ以下の順位のクラブが争う椅子は2つ。J1昇格を目指し、どのクラブがその挑戦権を獲得するのか、終盤を迎えたJ2リーグから目が離せない。
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