Jリーグ ツエーゲン金沢

J2金沢への“コーラ苦情”に反応。盛岡DF西大伍「日本代表選手でも飲むと…」

西大伍 写真:Getty Images

 ツエーゲン金沢はJ2残留争いを強いられる中、「選手がコーラ飲んでる」という通報内容をクラブスタッフの辻尾真二氏が明かしたことにより、注目を浴びている。その“コーラ問題”に、北海道コンサドーレ札幌からいわてグルージャ盛岡へ期限付き移籍中の元日本代表DF西大伍が言及した。

 辻尾氏は今月4日、X(旧ツイッター)で「『選手がコーラ飲んでる』通報を事務所にするのはやめて頂きたいです。クラブスタッフも対応に苦労します」と投稿。するとJリーグのファン・サポーターのみならず、水戸ホーリーホックの小島耕代表取締役社長をはじめクラブ関係者も反応。クラブや選手に対する過度な苦情や批判に一石を投じる格好となっている。

 この辻尾氏の投稿内容に対しては、西も関心を寄せている模様。13日に自身のYouTubeチャンネルでファンに近況報告を行った際、金沢とコーラに関する話題に対して以下のようなコメントを残した。

 「コーラくらい飲む選手はたくさんいる。日本代表でも飲んでいる人はいると思うし、たまに飲みたくなる」

 「お酒とかもそうだけど、お酒を飲むことでリセットできるとか、サッカー選手に限らず普通の方でもそういう人はいると思う。そういう人にとっては、我慢するというストレスよりも飲んだ方が次の日だったりいい仕事につながると思う。その人のやり方っていうのがあるので、コーラを飲んだからと言ってダメとはならないと思う」

 なお小島氏は、辻尾氏の投稿内容をうけて「我々のクラブにも『細か過ぎる通報』が連日のように届きます。何ならSNSで書いちゃう人もいますよね。それを正義と感じる人からだとは思うのですが、もう少しだけ正義の隣に“寛容”がプロスポーツの周りに有っても良いかなと私は感じます」と、ファン・サポーターにむけて自身の考えを発信している。