サッカー日本代表「森保ジャパン」のFW浅野拓磨(VfLボーフム)は、日本時間10日未明の国際親善試合ドイツ戦でMF久保建英(レアル・ソシエダ)のお膳立てから追加点をマーク。チームの勝利に貢献しているが、代表OBの田中マルクス闘莉王氏から厳しい評価を受けている。
浅野は2-1と日本リードの59分、FW上田綺世にかわって途中出場。90分に自陣からのロングカウンターで久保がドリブルでゴール前まで駆け上がる中、ペナルティエリアに走り込むと、最後は久保からのパスをゴールマウスに流し込んだ。
ただ一方で、69分に決定機を逃す場面も。浅野は左サイドでのスルーパスから抜け出すと、ドリブルでペナルティエリアに侵入。ゴール前に走り込んだFW伊東純也(スタッド・ランス)にパスを出さず、そのままシュート。これをGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)に止められた。
闘莉王氏は11日夜、自身のYouTubeチャンネルを更新。浅野のシュートがセーブされた場面について「フォワードはエゴイストにプレイしなきゃいけないけど、(69分のシーンでは)ちゃんと決めなきゃダメですよ。あそこで伊東選手に転がして、3点目が入ったりしていた。そういう場面では、少しチームのことを考えなきゃいけない」と、浅野にダメ出し。
「いいですね。あんな久保選手のボールをね、『キレイにちゃんと待ってますよ。はい来てくださいよ』って。『はい、ポンと決めるだけです』と」
「あなたもそういう場面ありましたよね。チャント右に転がして、伊東選手も同じような形でゴール取れたでしょと。そういうところはちゃんと勉強してほしいです」と、90分のゴールシーンに対しても手厳しかった。
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