サッカー日本代表「森保ジャパン」のDF橋岡大樹は、日本時間10日未明の国際親善試合ドイツ戦で途中出場。現地では、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)退団の可能性が報じられている。
同選手は2021年1月に浦和レッズからSTVVへ移籍。海外挑戦1年目から右サイドバックでレギュラーをつかむと、今年2月には現地メディアのインタビューでステップアップ移籍への思いを告白。今年7月には「ケルンから獲得オファーが届いている」と報じられたが、今年夏のブンデスリーガ挑戦は実現しなかった。
そんな橋岡は今季もSTVVの主力選手として活躍すると、日本代表に招集。ドイツ戦では84分からピッチに立ち、チームの勝利に貢献している。
するとベルギーメディア『Voetbal』は「橋岡大樹はブンデスリーガでの冒険を望んでいたが、移籍は実現しなかった。その悔しさを日本代表チームを通じて伝えることができた」とリポート。ゴールやアシストこそなかったものの、ドイツ国内クラブにむけてアピールできたとの見方を示している。
一方で同メディアは「橋岡には移籍のチャンスが残されている。ドイツ戦でのプレーが移籍につながる可能性はある」とし、ギリシャ、トルコ、ロシアなど今月10日時点で移籍市場が開いている国を列挙した。
一部メディアの報道によると、ヴォルフスブルクで開催された日本代表対ドイツ代表には、複数クラブがスカウト陣を派遣したとのこと。プレー時間こそ限られたものの、一部のクラブが橋岡に目をつけた可能性も考えられる。
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