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今夏レアル入りのケパ、バイエルン移籍拒否の理由を明かす「移籍寸前だった」

ケパ・アリサバラガ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、今夏にバイエルン・ミュンヘン移籍を断った背景を明かした。スペイン『マルカ』が伝えた。

 アスレティック・ビルバオ下部組織出身のケパは、2018年夏にチェルシーへ移籍。ビルドアップ能力の高さや高い反射神経を武器に加入初年度から守護神に君臨すると、一時は控えに降格した時期もあったが、昨季はプレミアリーグ29試合に出場して9回のクリーンシートを達成した。

 そんなケパは今夏にベルギー代表GKティボ・クルトワが長期離脱したマドリードにレンタルで加入。同選手は「トーマス・トゥヘルから電話があったんだ。僕はミュンヘンに行く寸前だった」とバイエルン移籍が間近に迫っていたことを明かすと、そのオファーを拒否した理由を明かした。

 「あまり、プレーしたことのない監督から自分のチームに入って欲しいと言われると、いい気分になるね。でも、不運にもクルトワがケガをしたことなどもあり、レアル・マドリードでプレーする可能性がでてきたんだ。結局のところ、レアル・マドリードはレアル・マドリードなんだ。そのクラブから声がかかれば、考え直す必要なんてないよ」