ヴィッセル神戸はJ1初制覇にむけて、元スペイン代表MFフアン・マタとハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイを獲得。元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ獲得の可能性も報じられているが、ラ・リーガ(スペイン1部)所属クラブと争奪戦を繰り広げているかもしれない。
フランス紙『レキップ』は今月5日に「ギラヴォギは南フランスでトレーニングに励む中、神戸から2年契約のオファーを受け取った。彼はすでにサウジアラビア国内クラブからのオファーを拒否している」と報道。選手サイドの反応には触れていなかった。
一方、移籍市場に精通するイタリア人記者のマッテオ・モレット氏は5日に「グラナダがギラヴォギ獲得に興味を示している」とリポート。これによると、グラナダは移籍期間終了後も守備陣の戦力強化を目指しており、ギラヴォギについて中盤センターを本職としつつもセンターバックでもプレー可能である点を評価しているという。
なおJリーグの追加登録期限は今月8日までであるが、スペイン国内では無所属選手の獲得時期に関する規定がない。そのため選手サイドがオファーを熟考する場合には、グラナダが神戸より争奪戦で優位に立つ可能性も考えられる。
ギラヴォギは、ASサンテティエンヌ、アトレティコ・マドリードなどを経て、2014年8月からブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルフスブルクに在籍。ただ2021/22シーズンに出場機会を減らすと、2022年1月から半年間レンタル先のボルドーでプレー。昨季ブンデスリーガで11試合の先発出場にとどまると、クラブからの2年契約延長オファーを拒否。今年6月に契約満了によりボルフスブルクを退団している。
またギラヴォギはサンテティエンヌ時代にFWバフェティンビ・ゴミスとともにプレー。ゴミスは今年6月にトルコ1部ガラタサライを退団すると、先月川崎フロンターレに加入している。
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