Jリーグ アルビレックス新潟

新潟、ブラジル人FWフリー獲得画策?サウジと争奪戦も。過去に欧州CL出場

ジョナタン・カフー 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのアルビレックス新潟が、ブラジル1部コリンチャンスからクイアバECへレンタル移籍中のFWジョナタン・カフーに関心を寄せていると、海外で報じられている。

 現在32歳のカフーは、右利きのウインガー。2015年7月から4年半にわたりブルガリア1部ルドゴレツ、セルビア1部レッドスター・ベオグラード、現フランス2部ボルドーと欧州複数クラブに在籍。ルドゴレツ在籍時の2016/17シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでプレーしていた。

 2020年1月のボルドー退団後は、サウジアラビア1部アル・ハズムを経て同年11月にコリンチャンスへ加入。昨年4月にクイアバへレンタル移籍すると、2022シーズンのブラジル1部リーグで11試合の出場にとどまったが、シーズン終盤のラスト4試合で先発出場。今季はここまでリーグ戦22試合中17試合でスタメン出場と、右サイドでレギュラーを張っている。

 ブラジルメディア『iG Esporte』のフェリペ・シウバ記者によると、新潟とサウジアラビア国内クラブがカフーの獲得調査を行っているとのこと。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は、クイアバへのレンタル移籍期間、およびコリンチャンスとの契約期間がいずれも今年12月までと伝えている。

 なおJリーグの第2登録期間(ウインドー)が先月18日に終了。J2降格圏の18位湘南ベルマーレから勝ち点11差の15位新潟は、すでに来季の戦いを見据えて水面下で新戦力獲得へ動いているようだ。