スコットランド1部セルティック所属MF旗手怜央に対する嫌がらせのバチが当たったかもしれない。レンジャーズ所属MFトッド・キャントウェルが、今月3日に行われたセルティックとのダービーマッチで、日本代表FW前田大然とのコンタクトプレーにより負傷している。
キャントウェルは、今年4月30日のスコティッシュカップ準決勝セルティック戦での愚行で話題に。チームメイトがピッチ上で治療を受けていた時、旗手は給水目的でレンジャーズのメディカルスタッフが持っていたバッグからペットボトルを貰おうとする。
対戦相手からペットボトルを貰うことは試合中によくある光景だが、キャントウェルは旗手へのペットボトル提供を拒否するかのように、バックを旗手の届かない位置に放り投げる。この行為は現地でも議論の対象となり、セルティックOBのクリス・サットン氏が皮肉交じりのコメントを残していた。
そんなキャントウェルは、今季初めてのダービーマッチでフル出場。後半にペナルティエリアでドリブル突破を試みた際に前田に弾き飛ばされると、左足首に包帯を巻いた状態でスタジアムを後に。レンジャーズの専門サイト『レンジャーズレビュー』は、同選手が前田との接触で負傷した可能性を伝えている。
なお今回のダービーマッチでは、FW古橋亨梧の決勝ゴールによりセルティックが1-0で勝利。敗れたレンジャーズは首位セルティックに勝ち点4差をつけられているほか、マイケル・ビール監督解任の可能性が取りざたされている。
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