日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック旗手怜央が移籍検討していた?契約延長交渉再開の裏側明らかに

旗手怜央 写真:Getty Images

 日本代表MF旗手怜央は、近いうちにスコットランド1部セルティックとの契約延長交渉を再開する模様。現地記者が、選手サイドの動向やクラブ幹部の思惑を伝えている。

 旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍したが、ブレンダン・ロジャーズ監督就任により立場が一変。リーグ開幕から2試合つづけてベンチスタートとなると、先月13日の第2節アバディーン戦でふくらはぎを負傷。最大4週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 また英紙『サン』は先月23日に「旗手がセルティックの契約延長オファーを拒否」と報道。リーグアン(フランス1部)やサウジアラビア1部クラブからの関心も取りざたされたが、負傷の影響もあり今夏移籍は実現しなかった。

 英メディア『スカイスポーツ』のアンソニー・ジョセフ記者は今月はじめ、契約延長交渉の行方をリポート。セルティックの思惑とあわせて、以下のようなコメントを残している。

 「旗手は移籍市場が閉まってから、交渉を再開してほしいとセルティックに頼んだ。セルティックは旗手との契約をあと3年残しているが、彼が重要な選手であるため、チームで一番の稼ぎ頭に近づけたいと考えている。また他クラブからのオファーに対抗するためにも、契約期間の延長を望んでいる」

 「旗手は最初のオファーを断ったものの、交渉には応じている。セルティックと旗手の代理人は、近いうちに交渉のテーブルに着くことになるだろう」

 ロジャーズ監督のもとでの序列低下が心配されている旗手。移籍期間中に契約延長オファーを断り、かつ交渉を中断したことから、移籍を模索していた可能性も考えられる。