カタールW杯の舞台で負かされた森保ジャパンに、ドイツ代表は本気モードで臨むようだ。日本時間10日未明に日本代表との再戦を控える中、MFロビン・ゴセンス(ウニオン・ベルリン)がドイツ代表の権威回復にむけて覚悟を示している。
ドイツ代表はカタールW杯でグループリーグ敗退に終わると、今年3月以降は5試合を戦って1勝1分3敗。ドイツ国内では「今月の日本戦、フランス戦の結果次第で監督交代」との見方が広まっている。
ハンジ・フリック監督の進退がかかった代表ウィークであるだけに、ドイツ代表の選手たちはいつも以上に勝利という結果を追い求めている模様。カタールW杯でメンバー外だったゴセンスは5日、代表チームの初トレーニング前に、ドイツ通信社のインタビューで以下のように語った。
「(カタールW杯以降の低調な戦いぶりに対して、)負のスパイラルに陥ると、あらゆることが不利に働く。ひとつのチームとして、今の僕たちには達成感が必要だ。負の連鎖から抜け出そうと努力しなければならない。時には、汚いやり方で勝つ必要もある。我々はドイツ代表だ。日本とフランスに必ず勝たないといけないんだ」
自国開催のEURO2024(欧州選手権)や北中米W杯欧州予選を控えているドイツ代表。カタールW杯で苦杯を舐めただけに、今回の日本戦をひとつのターニングポイントに定めているようだ。
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