かつて大分トリニータなどJリーグ複数クラブでプレーしていた元U20日本代表MF坂井大将が、インド国内クラブへ移籍している。
同選手は2015年に大分のトップチームへ昇格。2017年にベルギー移籍を果たしたほか、FIFA U20ワールドカップの日本代表に選出。有望株として注目を集めていたが、2018年以降はアルビレックス新潟、ザスパクサツ群馬、ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍。2020シーズン終了後に鳥取への期限付き移籍期間満了となり、大分も契約満了により退団した。
その後、2021年7月から1年間にわたりタイ1部サムットプラーカーン・シティFCに在籍すると、2022/23シーズンはカスタムズ・ユナイテッドFCに所属。タイ2部リーグ全34試合スタメン出場で10ゴール6アシストと結果を残していたが、2023/24シーズンは開幕から全試合でメンバー外となっていた。
そんな坂井は今月2日、インド1部ケララ・ブラスターズFCへ加入。2014年設立のブラスターズは、今季ここまでリーグ戦20試合を終えて首位から勝ち点15差の5位。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーでプレーしていたディミタール・ベルバトフが2017年に在籍していたクラブとして知られている。
サムットプラーカーン時代には、元鹿島アントラーズ指揮官である石井正忠氏から指導を受けていた坂井。日本とイギリスの国籍を有し、先月オディシャFCへ加入したMFサイ・ゴダードとともに、インドでの活躍が期待される。
コメントランキング