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鎌田大地の現状評価。2戦連続途中交代もラツィオ監督「想定よりも早く…」

鎌田大地 写真:Getty Images

 ラツィオ所属の日本代表MF鎌田大地は、28日に行われたセリエA(イタリア1部)第2節ジェノア戦で先発出場。チームは0-1と敗れたが、マウリツィオ・サッリ監督は同選手のクオリティを高く評価している。

 鎌田はブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを契約満了により退団し、ラツィオへ加入。13日の練習試合で左足のボレーシュートから移籍後初ゴールをあげると、20日のセリエA(イタリア1部)開幕戦で先発出場し、後半途中までプレー。ジェノア戦でも「4-3-3」のインサイドハーフで先発起用されたが、66分に途中交代となった。

 英メディア『スカイスポーツ』イタリア版によると、サッリ監督はジェノア戦キックオフ前、鎌田について以下のように評していたという。

 「鎌田は賢い選手であり、経験も豊富だ。コンディションはあまり良くないが、戦術的な部分については、想定よりも早く順応するのではないかと思う」

 昇格組ジェノアに敗れ、まさかの連敗スタートとなったラツィオ。来月にはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ開幕を控えているだけに、鎌田には状態アップが求められる。