ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧は、MF遠藤航の後釜としてブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトへの移籍が破談に終わった模様。イングランド2部リーズ・ユナイテッド移籍の可能性が現地で報じられている。
田中はデュッセルドルフとの契約を2025年6月まで残す中、クラブ幹部や監督に今夏移籍を志願。シュツットガルトやアイントラハト・フランクフルト、ウェストハム・ユナイテッド、レスター・シティなどが移籍先候補に挙がっていた。
ドイツ誌『ビルト』の報道によると、シュツットガルトは遠藤がリバプールへ完全移籍した後、田中獲得に動いていたとのこと。クラブ間交渉を進める中で移籍金(ボーナス込み)270万ユーロ(約4億3000万円)のオファーを提示したが、デュッセルドルフはこれを却下。結局、シュツットガルトは田中を諦めて、ホッフェンハイムからMFアンジェロ・スティラーを獲得したという。
一方、リーズはバイエル・レバークーゼン所属MFナディーム・アミリの獲得を断念。ターゲットを田中に切り替えたほか、同クラブの提示額はシュツットガルトよりも高額である模様。移籍金でクラブ間合意に至っていないものの、『ビルト』は「数日以内にイングランドへ移籍する可能性がある」としている。
リーズは2019/20シーズンにイングランド2部リーグを優勝。直近3シーズンはプレミアリーグの舞台で戦っていたが、昨季は19位に終わり2部降格。今季開幕から4試合で1勝2分1敗とやや出遅れている。なお田中は今季開幕から3試合つづけてフル出場も、今月26日に行われたリーグ戦では出番が無かった。
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