FC町田ゼルビア所属GKポープ・ウィリアムが今月12日に行われた明治安田生命J2リーグ第30節ジュビロ磐田戦後のSNS投稿で話題を呼ぶ中、一方的な批判に反論している。
町田の正守護神であるポープは磐田戦後、試合前にスポンサーの看板の前でエスコートキッズとともに記念撮影している時の様子をインスタグラムのストーリーズにアップするとともに、以下のように綴っていた。
「最高の雰囲気でした。ありがとうございます!! 前回対戦時は沢山の誹謗中傷をありがとうございました。何としても勝ちたかったので本当に嬉しいです」
今年4月12日の前回対戦では、試合後にSNSでの“場外乱闘”が発生していた。磐田所属DF松原后は試合後にインスタグラムで「昨日のようなチームに勝ちきれなかった自分達の力不足。自分の質を上げていきます」と投稿。
これに対してポープは松原の投稿を引用した上で、笑い転げる顔文字を連発して揶揄。「噂通りだったけど、試合中クズ発言連発してたヤツがグランド外まで持ち込むなら我慢できないなー。試合中ずっとうちの選手にヘタクソ共、高校サッカーやっとけとかリスペクトにかけるクソみたいな発言してたのにな」
「乱闘になった時もうちの選手のことぶん殴ってたもんね。久々に見たあんなに気持ちよく無いサッカー選手」と言葉を選ぶことなく、自身の心境を綴っていた。
前回対戦時での出来事を今もなお根に持っているとみられるだけに、ポープは「煽り表現は不要」「ポープ自身の投稿内容が誹謗中傷のきっかけになっているのでは?」といった指摘に反発。SNSユーザーのコメントに返信する形で、以下のように投稿内容に込められた思いを綴っている。
「誹謗中傷によって僕や僕の家族が悲しむ行為だと分かっているのになぜそこには言及しないで未だに僕を責めるのかが理解できませんね。最初に僕はチームに対するリスペクトに欠ける発言に対して同じSNSを使って反論したまでですよ」
なお町田は今月20日、J2第31節清水エスパルス戦後にポープに対して誹謗中傷および本人を装うような捏造した投稿が確認されたことをうけて、法的措置を準備すると公式発表している。Jリーグで選手や関係者に対する誹謗中傷問題が後を絶たない中、捏造投稿が確認されてから半日が経たないうちに声明を出したクラブの対応には、称賛の声も上がっている。
コメントランキング