プレミアリーグ(イングランド1部)リバプールは今月18日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトから日本代表MF遠藤航を完全移籍により獲得したと公式発表。現地で賛否両論が飛び交う中、ジュビロ磐田、北海道コンサドーレ札幌OBのジェイ・ボスロイド氏が疑問を呈した。
遠藤は2021/22シーズンからキャプテンとしてシュツットガルトをけん引。昨季も公式戦ほぼ全試合で先発出場するなど、シュツットガルトのブンデスリーガ残留に大きく貢献。シュツットガルトと契約延長の可能性が報じられていた中、移籍金1800万ユーロ(約29億円)によりリバプール移籍が正式決定している。
リバプールの遠藤獲得には、様々な反応が見られる。英メディア『スカイスポーツ』が「遠藤はランニングマンだ」と評すると、ドイツ代表のハンジ・フリック監督は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会で日本代表に敗れたこともあり「遠藤航はブンデスリーガで最高のMFのひとりだ」と称賛している。
しかし日本人選手を知るジェイ氏は、遠藤の活躍を予想していない模様。そんな中、ジェイ氏は18日の自身のX(旧ツイッター)を更新。遠藤のリバプール移籍や日本人選手がプレミアリーグで通用する可能性について、以下のように私見を述べている。
「遠藤航の移籍についてはあまりよく分からない。三笘薫(ブライトン)や負傷前の冨安健洋(アーセナル)がそうだけど、サイドでプレーする日本人選手はプレミアリーグで活躍する。プレミアリーグのエンジンルーム(中盤)でプレーする日本人選手がフィットするとは思えない」
MFファビーニョやMFジョーダン・ヘンダーソンなどの穴を埋める存在としてリバプールに加入した遠藤。19日にボーンマス戦を控える中、否定的な評価を覆すほどのパフォーマンスが期待される。
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