Jリーグ 浦和レッズ

名古屋サポーター“早期撤収”投稿が火種か。浦和サポ暴徒化巡り議論白熱

浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第24節・浦和レッズ対名古屋グランパスが今月18日、埼玉スタジアムで開催。天皇杯4回戦での浦和サポーター暴徒化もあり注目の一戦となったが、試合後における名古屋サポーターの早期撤収を巡るSNS投稿が話題を呼んでいる。

 両クラブは今月2日の天皇杯4回戦でも対戦。この試合では名古屋が3-0と勝利したが、試合後に浦和サポーターがピッチに乱入。名古屋サポーターによる横断幕を引き剥がしたほか、一部で暴力行為も確認。クラブや日本サッカー協会(JFA)による調査が続いており、すでに一部サポーターに対して複数試合の入場禁止等の処分が通達されている。

 それだけに埼玉スタジアムでの一戦は、緩衝帯に通常よりも高い柵が設置されるなど、厳戒態勢のもとで開催。試合は浦和が11分にFWホセ・カンテのゴールで先制すると、名古屋は後半アディショナルタイムの決定機で同点ゴールを決められず。浦和が1-0で勝利した。

 すると、名古屋サポーターは試合終了のホイッスルが吹かれてから10分少々でスタジアムから退散。X(旧ツイッター)上では、浦和サポーターとみられるSNSユーザーが「中国超級並みの素早さ!」と、がら空きになったアウェイゴールの様子とともに当時の状況を伝えている。

 この投稿には名古屋サポーターを煽るコメントや、騒動を起こさなかった名古屋サポーターに対する称賛が寄せられているほか、挑発行為ととったSNSユーザーから浦和サポーターの自制を求める声も噴出。天皇杯における浦和サポーターの暴徒化に対する厳しい声も沸き起こるなど、両クラブのサポーターによる挑発や批判の応酬が繰り広げられている。