日本代表MF鎌田大地はブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団し、セリエA(イタリア1部)ラツィオへ移籍。新天地で早速アピールに成功する中、日本代表OBの内田篤人氏が同選手にむけて“辛辣”ジョークを飛ばしている。
鎌田は昨季までフランクフルトの主力選手として活躍。今年6月末に契約満了でフランクフルトを退団すると、ミラン移籍破談をへてラツィオへ加入。サウジアラビア1部アル・ヒラルへ移籍したMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの後釜として期待される中、今月13日の練習試合で左足のボレーシュートから移籍後初ゴールをマーク。現地メディアから評価を得ているほか、20日に行われるセリエA開幕戦でのスタメン出場が期待されている。
鎌田の活躍には、内田氏も好意的に受け止めている模様。自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』で練習試合でのゴールシーンが紹介されると、「やっぱ上手いは鎌田君。凄いわ」と感銘。その上で、イタリアサッカー独特の文化に触れつつ、同選手にエールを送った。
「あそこサポーターやばいね。(鎌田のプレーの他に、)そっちも楽しみ。(鎌田は)開幕戦でサポーターの心をつかんで波に乗れたらいいけど、ちょっとサポーターに叩かれているところ、『おい!』と言われるところを見てみたい」
「(サポーターに対する)鎌田君の反応を見てみたい。イタリアってチームもそうだし、サポーターもそうだし、浮き沈みがある。それを見てみたい。もちろん活躍してほしいけど」
イタリアの中でも過激派として知られているラツィオサポーター。2018年8月のリーグ戦ではゴール裏から女性を締め出そうとするなど、差別的行為で批判を浴びていた。鎌田としては開幕戦から本来のパフォーマンスを発揮して、サポーターを味方につけたいところだ。
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