セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、負傷離脱もありMF三笘薫擁するプレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン移籍が消滅。FW前田大然やFW古橋亨梧につづき契約延長の可能性が現地で報じられている。
旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍していたが、今月5日に行われたスコットランド1部リーグ開幕戦でスタメン落ち。ブレンダン・ロジャーズへの監督交代による序列低下がささやかれる中、ブライトンがMFモイセス・カイセドの後釜として旗手の獲得に動く可能性が報じられていた。
しかしブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は「カイセドと同じ特徴を持ったMFを求めている」と語るなど、旗手の獲得に動かないことを示唆。さらに旗手は13日の第2節アバディーン戦で負傷。ふくらはぎの肉離れにより最大4週間の戦線離脱であることから、今夏移籍の可能性は消滅したとみられる。
そんな中、英紙『デイリーレコード』は「セルティックは2026年6月まで契約を残す旗手と、新たな契約について交渉を開始する準備ができている。ロジャーズ監督は彼がセルティックに残ることを望んでいる」とリポート。これによると、クラブは契約期間の延長、年俸など条件面の改善をした上で、移籍市場終了までに選手側から合意を取り付ける意向だという。
前田や移籍報道が飛び交っていた古橋と、日本人選手の引き留めに成功したセルティック。新指揮官は今季開幕戦スタメン出場のMFデイビッド・ターンブルを高く評価しているが、旗手も構想に含めているようだ。
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