ボーフム浅野拓磨、今季初ゴールも負傷。3週間後にドイツ代表と再戦も…

　ブンデスリーガ（ドイツ1部）VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、今月12日に行われたDFBポカール（ドイツ国内カップ戦）1回戦で今季初ゴールをあげるも、延長戦途中で負傷退場した。

　浅野は昨季ボーフム攻撃陣の中心選手として活躍。今季初戦のDFBポカール・ビーレフェルト戦でも前半アディショナルタイムにペナルティエリアから右足を振りぬき、ゴールネットを揺らしていた。しかしドイツ誌『キッカー』の報道によると、同選手は延長戦前半終了後に負傷によりMFパトリック・オスターハーゲとの交代でベンチに退いたとのこと。負傷の程度は14日時点で明らかになっていない。

　一方、日本代表は来月に欧州遠征を実施。9日に敵地でドイツ代表と対戦するほか、12日にはベルギー国内でトルコ代表と激突する。浅野はFIFAワールドカップ・カタール大会をはじめ、これまで森保ジャパンに欠かせないストライカーとして活躍。特にカタールW杯ドイツ戦では値千金の逆転ゴールで話題を呼んでいた。

　なおボーフムはビーレフェルト相手にPK戦の末に敗北。今月19日のブンデスリーガ開幕戦では、MF遠藤航、DF伊藤洋輝、MF原口元気ら擁するVfBシュツットガルトと対戦する。ドイツ代表との再戦をはじめ日本のサッカーファンにとっての注目試合が目白押しであるだけに、浅野のコンディションが心配される。