日本代表FW小川航基は先月末、明治安田生命J1リーグ横浜FCからNECナイメヘンへ期限付き移籍。今月13日のオランダ1部開幕戦でいきなりゴールをあげたが、それでもクラブ幹部はストライカーの補強を検討しているようだ。
小川は2021シーズン終了後にジュビロ磐田から横浜FCへ完全移籍すると、昨季のJ2リーグで26ゴールをマークするなど、絶対的ストライカーとしてJ1昇格に貢献。今季もJ1リーグで6ゴールをあげると、先月4日にナイメヘン移籍が正式決定。練習試合でアピールを続けると、今月13日のエクセルシオール戦でスタメン出場。60分にコーナーキックからのヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、チームは3-4と敗れている。
開幕戦黒星スタートとなっただけに、クラブ幹部のユリアン・パーデコーパー氏は危機感を抱いている模様。『Jarda Podcast』のインタビューで、残り2週間の移籍期間における補強戦略を語っている。
「早急にストライカーを獲得する必要がある。どんなカテゴリーの選手であれ、少なくともクオリティの高い選手でなければならない。小川、ラース・オルデン・ラーセン、マグヌス・マットソンの3人だけに頼ることはできない」
なおナイメヘンは今月14日、ファジアーノ岡山からU20日本代表MF佐野航大を完全移籍により獲得している。日本人選手の共演が期待される一方、小川にはさらなるアピールが求められそうだ。
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