
MF:喜田拓也(横浜F・マリノス)
直近は3戦勝ちなしで思うように勝ち点を積めない横浜F・マリノスは、第23節で好調のガンバ大阪と対戦。2-1と接戦をものにして4試合ぶりとなる勝利を収めた。退場者も出す難しい試合の中、MF喜田拓也が攻守で果たした働きは大きかった。先制点の場面では、ポストを叩く鋭いミドルシュートがきっかけとなりゴールが生まれた。また、守備では1人少ない中でも的確なポジション取りでパスコースを消すなど、90分間集中力の高いプレーを見せた。

MF:高木善朗(アルビレックス新潟)
前半から湘南ベルマーレに2点を先行される厳しい試合展開となった、第23節のアルビレックス新潟。しかし、後半から出場したMF高木善朗の2ゴールで勝ち点1を手にしている(2-2)。1点目は狙いすましたミドルシュート、2点目はアディショナルタイムにエリア内で冷静なボールタッチから右足を振り抜いたゴールをマーク。昨シーズンから怪我で苦しんだ頼れるベテランがチームを救う活躍を見せた。

MF:東慶悟(FC東京)
ピーター・クラモフスキー監督に交代後は前節までで3勝1分1敗と、調子が上向いてきたFC東京。今第23節では京都サンガを2-0で下し、2023シーズン3度目の連勝を果たした。そんなチームを勢いづける勝利の中、2ゴールに絡む活躍を見せたのがMF東慶悟だ。1点目はゴール前で冷静な落としからゴールを演出し、2点目は丁寧なトラップからのボレーで自身4年5ヵ月ぶりとなるゴールをマーク。シーズン終盤戦に向け巻き返しを図るうえで、今後も背番号「10」の活躍は不可欠だ。

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)
首位争いを繰り広げるヴィッセル神戸は第23節で川崎フロンターレと対戦。難敵を相手に1-0で接戦を制して3試合ぶりの勝利を挙げた。結果的にこの試合唯一となる得点を挙げたのがFW大迫勇也だ。川崎に退場者が出た中で得たフリーキックを、直接沈めて得点をマーク。相手にとって手痛い一発を浴びせて見せた。その他の場面でも前線で攻撃の作りに貢献するなど、圧巻のパフォーマンスでチームに勝利を呼びこんだ。

FW:佐藤凌我(アビスパ福岡)
連勝街道をひた走るアビスパ福岡は、第23節で横浜FCと対戦。2-0で完勝を収めたこの試合、FW佐藤凌我は2ゴールを挙げる活躍で勝利に貢献している。2点ともフリーで受けるポジショニングと冷静かつ正確なシュートを見せての得点だった。佐藤の活躍もあり連勝を「5」まで伸ばした福岡。さらに勝ち星を重ねるため、佐藤の得点量産にも期待がかかる。

FW:加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)
6月11日以降、6戦勝ち無しで苦しむサンフレッチェ広島は、第23節ホームに浦和レッズを迎えて勝利(2-1)。前半に1点を先行される難しい試合展開の中、FW加藤陸次樹は試合を一時同点とする鮮やかなゴールを挙げた。エリア内で見せた冷静な切り返しと狙いすましたシュート。そして何より嬉しい移籍後初ゴールとなった同シーンは、今後も得点の期待が十分に持てるものだったと言えよう。
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