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日本代表のライバルに!マンチーニにサウジ行き浮上。イタリア代表監督辞任

ロベルト・マンチーニ監督 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」が、FIFAワールドカップ(W杯)アジア予選で強力なライバルと対峙するかもしれない。イタリア代表監督を辞任したロベルト・マンチーニ氏にサウジアラビア代表監督就任の可能性が浮上している。

 マンチーニ氏はインテルやマンチェスター・シティなど欧州複数クラブを指揮。2018年5月からイタリア代表を率いると、UEFA EURO 2020(UEFA欧州選手権)優勝を果たした一方で、カタールW杯欧州予選敗退。2大会つづけて本大会出場を逃すという歴史的屈辱を味わっていた。

 マンチーニ監督とイタリアサッカー連盟(FIGC)の契約期間は、2026年の北中米W杯終了後までだった。しかしFIGCは今月13日に同監督の辞任を公式発表。EURO 2024予選開催期間中であるだけに、イタリア国内に衝撃が走っている。

 そんな中、イタリアメディア『Sportitalia』の報道によると、マンチーニ氏のもとにはすでにサウジアラビア代表監督のオファーが届いているという。サウジアラビア代表はカタールW杯グループリーグ敗退も、優勝国アルゼンチンを撃破。今年3月にエルヴェ・ルナール監督が辞任すると、6月にはトルコ1部フェネルバフチェ前監督のホルヘ・ジェズス氏に年俸1000万ユーロ(約16億円)規模のオファーを用意する可能性が報じられていた。

 そのサウジアラビア代表は、過去に日本代表と12度対戦し4勝1分7敗。カタールW杯アジア最終予選ではホーム開催の日本戦で1-0と勝利している。欧州で数多くの実績を残しているマンチーニ氏を迎え入れるとなれば、森保ジャパンにとってサウジアラビア代表はより厄介な存在になりそうだ。