かつてガンバ大阪でプレーしていたMFマテウス・ジェズスが、ブラジル1部コリンチャンスを退団。恩師のファビオ・カリーレ監督率いるV・ファーレン長崎へのフリー移籍に迫っている。
現在26歳のマテウスは、中盤を本職とするレフティー。2019年にはコリンチャンスでカリーレ監督の指導を受けていた。ただ昨年1月にコリンチャンスからブラジル2部ポンチ・プレッタへ期限付き移籍。昨季はドーピング違反によりリーグ戦全試合でメンバー外だったものの、今季はここまでリーグ戦21試合中16試合でスタメン出場。本来のパフォーマンスを取り戻す中、今月2日にポンチ・プレッタへのレンタル移籍打ち切りが正式決定していた。
ポンチ・プレッタはマテウス退団について、完全獲得のオプションを有していたものの、Jリーグクラブの高額オファー提示により断念したと説明。ブラジルメディア『グローボ』は、同選手が長崎と2025シーズン終了後までの複数年契約締結で合意と報じていた。
するとコリンチャンスも11日になってマテウスと契約解除。長崎へフリー移籍する見込みだが、コリンチャンスはマテウスの保有権25%を維持。長崎が将来、他クラブに同選手を売却する場合、コリンチャンスは移籍金の一部を手に入れる形となる。
2018年以来となるJリーグ移籍が秒読み段階に入っているマテウス。J1昇格争いを繰り広げる長崎にとって欠かせない戦力になれるか注目が集まる。
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