日本代表・海外組 海外日本人選手

三好康児も対象。バーミンガムの罰金ルール漏洩「挨拶なしで4.6万円」など

三好康児 写真:Getty Images

 かつて川崎フロンターレなどでプレーしていた日本代表MF三好康児は先月、ベルギー1部ロイヤル・アントワープ退団してイングランド2部バーミンガム・シティFCへ移籍。新天地で早速結果を残す中、バーミンガム所属選手に適用される罰金ルールがネット上で拡散され、注目を集めている。

 三好は川崎、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスをへて、2019年8月に海外挑戦。ベルギー1部ロイヤル・アントワープに4年間在籍した後、先月にバーミンガムへフリー移籍。昨年10月のベルギー1部リーグ戦における左膝前十字靱帯損傷で長期離脱を余儀なくされていたが、先月15日の練習試合で復帰。今月5日のイングランド2部リーグ開幕戦で途中出場すると、8日に行われたリーグカップ戦1回戦では先発出場。2得点に絡む活躍で、チームの勝利に貢献した。

 そんな三好の新天地であるバーミンガムでは、トレーニング施設や試合会場における選手規則が定められているが、規則内容と違反時に科される罰金の額の一覧がX(旧ツイッター)上に流出している。

 これによると、選手にはトレーニングへの臨み方や施設の使用方法のみならず、「クラブハウスでの挨拶」「時間厳守」といった社会人としてのマナーも遵守するように求めているとのこと。

 クラブハウス到着時に受付で『おはようございます』と挨拶をしなかった場合には、250ポンド(約46000円)の罰金が科されるほか、「ホームゲーム当日での報告遅れ」に対しては3000ポンド(550000円)と最も重い罰金処分となっている。

 日本のSNSユーザーからも「挨拶は大事だよな」「Jリーグクラブの罰金ルールが気になる」などの声が上がるなど、反響を呼んでいるバーミンガムの主な選手規則は以下の通りだ(括弧内は罰金の額)。

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クラブハウス到着時に受付で『おはようございます』と挨拶をする(46000円)

トレーニングに遅刻してはいけない(46000円)

練習着をグラウンドに放置してはいけない(1アイテムにつき3700円)

GPS・心拍モニターを装着してトレーニングに参加する(18000円)

治療室やトレーニングジムで飲食禁止(冷たいものはOK)(18000円)

キックオフ90分前からロッカールームでの携帯電話使用禁止(46000円)

ホームゲーム当日での報告遅れ(550000円)

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