ラ・リーガ レアル・マドリード

クルトワ長期離脱のレアル、リーズ守護神もリストアップか。市場価値は約32億円

イラン・メリエ 写真:Getty Images

 レアル・マドリードが、リーズ・ユナイテッドに所属するフランス人GKイラン・メリエ(23)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 12日にアスレティック・ビルバオとのラ・リーガ開幕戦を控えているマドリード。だが、絶対的守護神であるベルギー代表GKティボー・クルトワが10日の練習で左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い、今季の大半を欠場するとみられており、その代役確保に動くようだ。

 その候補としてベテランの実績ある選手をリストアップしている一方で、安価で獲得可能な若手選手もチェックしており、メリエもリストアップしている模様。同選手は数年前にはプレミアビッグクラブが関心を示していたというが、今では獲得できるチャンスがあり、市場価値は2000万ユーロ(約31億7000万円)に見積もられているようだ。

 母国のロリアンでプロキャリアをスタートさせたメリエは2019年夏にリーズにレンタルで加入すると、翌年に完全移籍へ移行。安定したセービングだけでなく、足元の技術も兼ね備えており、昨季はプレミアリーグ34試合に出場していたが、クラブは2部降格の憂き目にあった。