セルティック所属の日本代表MF旗手怜央に、MF三笘薫擁するプレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン移籍の可能性が浮上。リバプールやチェルシーが獲得を狙うMFモイセス・カイセドの後釜候補として注目を浴びている。
英紙『サン』は11日に「ブライトンがミッドフィールダーの市場に参入したことを受けて、旗手が同クラブのターゲットに再び浮上する可能性がある。」とリポート。川崎フロンターレ時代に三笘とチームメイトだったことを紹介した上で、旗手の現状を以下のように綴っている。
「旗手はアンジェ・ポステコグルー前監督のもと、セルティックの中心選手だった。しかしブレンダン・ロジャーズ監督のもとではまだ頭角を現していない。彼はプレシーズンで苦しみ、セルティックで不安定になっているのではないかという話もある」
旗手は今月5日に行われたスコットランド1部リーグ開幕戦でスタメン落ち。旗手に代わって先発出場したMFデイビッド・ターンブルが2ゴールをあげる活躍を見せると、指揮官は「新たなサイクルが始まり、新たな監督が来た。彼は自分自身を証明しなければいけない。彼が才能豊かな選手であることに疑いはないが、このチームにはそういった選手が他にもいる」と、厳しいメッセージを送っている。
一方ブライトン所属のカイセドはチェルシー移籍が噂される中、リバプールが1億ポンド(約183億円)以上の移籍金を提示。クラブ間合意に至ったと報じられている。これを受けて『サン』は「カイセドは移籍に向かっている。ブライトンは旗手に高額オファーを提示したいと考えるかもしれない」と主張している。
ポステコグルーからロジャーズへの監督交代による序列低下の可能性がささやかれている旗手。セルティックとの契約は残り3年であるが、新指揮官による冷遇が続く場合には移籍を検討する可能性も考えられる。
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