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板倉滉にサウジ移籍再燃。アル・ナスルがボルシアMGにオファーか

板倉滉 写真:Getty Images

 日本代表DF板倉滉はセリエA(イタリア1部)ナポリ移籍が噂されたが、ブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に今夏残留の意向を伝えたとみられている。しかしここに来て、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するサウジアラビア1部アル・ナスルが再び同選手への関心を強めているようだ。

 板倉の去就については先月、バイエルン・ミュンヘンへ完全移籍したDFキム・ミンジェの後釜候補としてナポリへ加入する可能性が浮上。しかし英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は先月15日に「板倉はナポリからのオファーを拒否した」と報じている。

 また同選手にはアル・ナスルやサウジアラビア1部アル・ヒラルからの関心も報じられていたが、本人は先月中旬にボルシアMG残留を決断。同クラブのプレシーズントレーニングに参加するなど、ブンデスリーガ開幕にむけてコンディション調整に励んでいる。

 そんな中、サウジアラビア紙『Al-Bilad』のジャーナリストが伝えたところによると、アル・ナスルは右ウイングとセンターバックの補強を急いでいる模様。センターバックではマンチェスター・シティ所属DFアイメリク・ラポルテとともに板倉もリストアップ。ボルシアMGに対して、板倉の獲得オファーを提示したという。

 アル・ナスルは2022/23シーズンのサウジアラビア1部リーグを2位で終了。先月に来日し、セリエA(イタリア1部)インテル、リーグアン(フランス1部)パリ・サンジェルマンと対戦した。

 なおサウジアラビア移籍の可能性が報じられた日本人選手では、レアル・ソシエダ所属MF久保建英がアル・ヒラルからの4年総額250億円オファーを拒否。セルティック所属MF旗手怜央やラツィオ所属MF鎌田大地もサウジアラビア国内クラブからの関心に興味を示さなかったという。