川島永嗣が語る。ストラスブール退団後の去就「W杯後の手術で…」J復帰は？

　元日本代表GK川島永嗣は、今年6月をもってリーグアン（フランス1部）ストラスブールを退団した模様。Jリーグ復帰の可能性をはじめ、自身の今後について語っている。

　同選手は川崎フロンターレ、リールセSK、ベルギー1部スタンダール・リエージュ、スコットランド1部ダンディー・ユナイテッド、フランス1部メスなどをへて、2018年8月にストラスブールへ加入。2020/21シーズンには正守護神とバックアッパー1番手の負傷離脱により出場機会を確保し、シーズン終了後に2年間の契約延長を勝ち取っていた。

　そして昨季もバックアッパー1番手としてリーグ戦11試合でベンチ入り。しかし昨年9月に左肩を負傷すると、FIFAワールドカップ・カタール大会参戦後の今年1月に手術。シーズン中に復帰することはなく、今年6月末に契約満了を迎えている。

　フランスメディア『Alsa Sports』は今月はじめ、ストラスブールの補強や人員整理を特集。クラブから退団の公式発表がない川島について「契約満了以降、表舞台から姿を消していた川島は、もはやストラスブール所属選手ではない。この日本人ゴールキーパーには、現在所属クラブがない」と綴っている。

　また川島本人は今年6月、日本代表OB内田篤人氏の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』に出演した際、自身の去就に言及。欧州でのプレー続行に意欲を見せた上で「やっぱり高いレベルで常にプレーしたいし、そういう気持ちは常にあるかな。（左肩を手術したけど）、まだ長くやれるからいいかな」とコメント。

　代表チームの戦友である内田氏から「もうちょっと待ってくれ、という感じですか？」と去就決定時期について聞かれると、「もうちょっと待ってくれ！」と言葉を返している。