
浦和レッズは3日、天皇杯4回戦・名古屋グランパス戦後のサポーター暴徒化を受けて声明を発表。70名以上のサポーターに対して入場禁止処分や厳重注意を科しているが、声明発表後に1本の動画がネット上で拡散され、波紋を広げている。
CSアセット港サッカー場で開催された一戦では、浦和が0-3で完敗。試合後には多くの浦和サポーターがピッチに乱入すると、警備員やスタッフの制止を振り切って緩衝帯を突破。名古屋サポーターの横断幕を強奪したほか、一部で両クラブサポーターによる殴り合いも発生。警察が出動するなど、スタジアムは異様な雰囲気に包まれた。
この騒動をうけて、浦和は3日夜に「浦和レッズサポーターによる違反行為について」と題して声明を発表。名古屋戦での暴徒化について「クラブ理念内に『安全・快適で熱気ある満員のスタジアム』を目指すことを謳っている私どもの価値観とは相容れない事象」と説明。
立ち入り禁止エリアへの侵入を主導したサポーター、立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターを統括するリーダーに対して「浦和レッズの出場する複数試合で入場禁止」という処分を科しているが、ネット上では処分内容の甘さを指摘する声が相次いでいる。
すると4日夜、浦和サポーターが警備員を押し倒す瞬間を捉えた動画が、X(旧ツイッター)上で拡散。決定的証拠であるだけに、「傷害罪だ」「刑事事件案件」などの声が上がっているほか、天皇杯の主催者である日本サッカー協会(JFA)をはじめ、関係各所に厳罰を求めるSNSユーザーも多く見られる。
なお浦和は今回の問題をうけて、5日に記者会見を実施する予定である。また浦和サポーターの暴徒化は、禁止行為を明記したJFA試合運営管理規定第4条の第14,15,16項に抵触。各項では以下のように禁止事項が定められている。
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第14項
フィールド内への物品の投げ入れや、フィールドへの侵入等競技の進行に支障を及ぼすおそれのある行為をすること
第15項
立ち入り禁止区域に立ち入ること
第16項
建物、立ち木、工作物、その他の施設、設備若しくは物件を破壊し、損傷し、汚損し、又はみだりに操作すること
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