浦和レッズは今月2日の天皇杯4回戦・名古屋グランパス戦で0-3と敗北。試合後、多くの浦和サポーターがCSアセット港サッカー場のピッチに乱入したほか、名古屋のゴール裏に詰め寄るなど、複数の違反行為を犯している。
浦和は前半にMFマテウス・カストロのフリーキックから先制ゴールを許すと、後半には浦和から名古屋へ期限付き移籍中のFWキャスパー・ユンカーに追加点を奪われたほか、84分にはMF和泉竜司にもゴールネットを揺らされて万事休す。ベスト16で大会を後にした。
すると試合後、アウェイゴール裏に陣取っていた浦和サポーターが次々とピッチに侵入。警備員やスタッフの制止を振り切ると、緩衝帯を破壊。そして名古屋ゴール裏に殴り込み、名古屋サポーターの横断幕を引き剝がすなど不満を爆発。怒号が飛び交うなど、スタジアムは異様な雰囲気に包まれている。
この浦和サポーターの様子は、現地観戦していたとみられる複数の人物により、動画によりツイッター(現X)上で瞬く間に拡散。サポーターの暴挙に対する批判が沸き起こっているほか、サポーターやクラブへの処分、日本サッカー協会(JFA)をはじめ関係各所による調査を求める声も上がっている。
なお一部の浦和サポーターは試合前、立ち入り禁止エリアに指定されていた大型ビジョン周辺に侵入し、横断幕を掲出。警備員が駆け付けるなど騒動に発展している。
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