中山雄太(ハダースフィールド・タウン)
DF中山雄太は昨2022/23シーズン、オランダ2部のズヴォレ(現1部)からハダースフィールド・タウンに移籍。チーム加入後レギュラーを掴み、シーズン序盤はコンスタントに出場していた。
昨年8月のチャンピオンシップ、ストーク・シティ戦(3-1)では、鮮烈なヘディングシュートでゴールを奪い、10月のミルウォール戦(1-0)では中山のミドルシュートが決勝点となるなど順調な活躍を見せていたが、11月のサンダーランド戦(0-2)でアキレス腱を負傷。同月に行われたカタールW杯では日本代表に選出されたものの辞退していた。
プレシーズンでは、7月18日に行われたイングランド4部アクリントン・スタンリーとのトレーニングマッチで9ヶ月ぶりの実戦復帰を果たし、22日のストックポート・カウンティ(同4部)戦では60分からプレーし、強度の高いパフォーマンスを見せた。現地紙『ヨークシャーライブ』によると中山のコンディションは向上しており、トレーニングメニューもすべて順調に消化していると明かされている。
しかしその他のトレーニングマッチではメンバー外となっており、その理由も負傷による影響なのかは明らかにされていない。ハダースフィールドは昨シーズンに引き続き[3-5-2]のシステムを採用しているため、本格的に復帰となれば左センターバックでの出場が濃厚だ。
ハダースフィールドは8月5日に3部から昇格したプリマス・アーガイルとアウェイで開幕戦を迎えるが、中山がメンバー入りできるかは微妙なところだ。昨シーズンは16試合のみの出場で終わり不完全燃焼となっているだけに、今シーズンは早期復帰で出場数を伸ばして欲しいものである。
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