元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツでブレイク。リーグアン(フランス1部)LOSCリール移籍の可能性が報じられる中、MF南野拓実の古巣であるプレミアリーグ(イングランド1部)リバプールも中村の獲得に動いているようだ。
英メディア『ハードタックル』は今月26日、フランスメディア『フット・メルカート』の報道内容を引用する形で「リバプールが中村獲得にむけて、リンツへオファー」とリポート。これによると、リバプールは移籍金700万ユーロ(約10億9000万円)を提示したが、リンツは1100万ユーロ(約17億1000万円)の支払いを求めている模様。『ハードタックル』は、リバプールが中村を獲得する可能性について、以下のように綴っている。
「リンツの要求額に及ばなかったが、交渉を続ければ合意に達するのもそう遠くない。中村はリバプールを自身のキャリアの中で大きな移籍とみなしている可能性がある」
「また今季はUEFAヨーロッパリーグに参戦することを踏まえると、リバプールは選手層を強化するだろう。一方、リールは中村の出場機会を保証できるため、争奪戦で優位に立つ可能性がある」
中村を巡る争奪戦の行方については、『フット・メルカート』が「アイントラハト・フランクフルトとリバプールからの関心にもかかわらず、リールがポールポジションに立っている」と報道。
ただ英メディア『スカイスポーツ』の報道によると、リンツはリールからの移籍金1100万ユーロによるオファーを却下した模様。リンツのラドバン・ブヤノビッチSD(スポーツディレクター)は、オーストリア紙『オベレステリチェ・ナハリヒテン』の取材に対して「交渉は続いている」とのみコメントを残している。
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