プレミアリーグ(イングランド1部)マンチェスター・シティ所属のFWアーリング・ブラウト・ハーランドは、23日に行われた横浜F・マリノス戦で2ゴールをマーク。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)を受賞したが、賞金額が安いと海外で話題を呼んでいる。
昨季J1覇者とUEFAチャンピオンズリーグ優勝クラブによる一戦は、Jリーグと『株式会社NTTドコモ』主催のもと、「Jリーグワールドチャレンジ」として開催。国立競技場に6万人以上の観客が詰めかける中、両チームあわせて8ゴールと派手な打ち合いとなった。その中、絶対的ストライカーであるハーランドは後半キックオフからピッチに立つと、2-2で迎えた後半7分に勝ち越しゴールを奪取。後半アディショナルタイムにもゴールネットを揺らした。
MOMに選出されたハーランドは試合後、主催者から賞金100万円のボードが手渡されており、米メディア『ESPN』も公式ツイッターアカウントにて「ハーランドは、横浜FM戦でのの活躍によりMOMを受賞。小切手を授与された」と報じている。
しかし、この報道に対して「たった5500ポンド?」「金持ちのハーランドにとっては、微々たる金額」と、賞金額の安さに驚く海外のSNSユーザーが続出。日本のSNSユーザーからは円安の影響を指摘する声も上がっているほか、「トロフィー贈呈でも良かったのでは?」と主催者に対する注文も見られる。
なお英紙『デイリーメール』が今年4月に報じたところによると、ハーランドはシティで週給86万5000ポンド(約1億4300万円)を稼いでいるとのこと。英紙『サン』は同選手の年俸額が2100万ポンド(約34億)だと伝えている。円安の影響もあり、ハーランドにとって横浜FM戦の賞金は小遣い程度の感覚かもしれない。
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